プラスチックは環境に悪い?
- クリアケース マメ知識

A-PETは環境に…優しい!
透明プラスチックケースの素材は、A-PET、PP、PVCの3種類が大きな割合を占めています。
中でもA-PETは、環境に優しいとされています。
今回は、その理由についてお伝えしていきたいと思います。
①海洋生物に食べられにくい仕組み
近年、脱プラという言葉をよく耳にしますが、なぜプラスチックは環境に悪いと言われているのでしょうか。
原因は、プラスチックによる海洋汚染にあります。
ゴミとして海に行き着いてしまったプラスチックが蓄積し、海に住む生き物たちがそれを食べてしまったり、体に刺さったりしてケガをしてしまう問題が発生しています。
プラスチックは、紫外線を受けると劣化し細分化されます。紫外線の影響によって1辺が5㎜以下になったプラスチックを『二次的MPs(マイクロプラスチック)』といいます。
この二次的MPsは軽いため、海中を漂い、それを魚やプランクトンが食べてしまい、最終的にはそれを食べる人間の人体にも影響を及ぼす可能性があります。
ここで、A-PETは水よりも重いため、海底に沈みやすくなります。
また、紫外線への耐候性も高いため、細分化されづらく、二次的MPsを発生しづらいです。
そのため、海中を漂うことが少なく、海洋生物への被害を少なくしています。
②リサイクル率が高い
A-PETは、ペットボトルをリサイクルして作られています。
ぺットボトルは分別・回収の体制が整っており、紙やPPと比べてリサイクル率が高いです。
2019年のプラスチック素材別リサイクル率は断トツ1番です。
回収率においても、紙を上回っております。
また、開伸の再生PETは、市場回収されたペットボトルや工場端材を再利用するにも関わらず、透明度が高く、非再生PETにも劣らないくらいの美しさを保持しております。
そして、100%再生PETの他にも、コストメリットの高い80%再生PETもご用意しております。
見た目の美しさ、環境への配慮、組み立てやすさを兼ね備えた開伸のA-PET…!
気になった方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください(^^)