入稿データ作成時の注意事項 白版
- 印刷データ入稿時の注意事項
入稿データ作成の際に注意していただきたいポイントです。
入稿データに不備があった際は、印刷作業に進めない可能性もございます。
お客様のイメージ通りのパッケージに仕上がるよう、データ入稿前にご確認をお願いします。
ご不明な点等がございましたら、弊社営業担当にお気軽にお問合せ下さい。
白版の必要性
透明素材への印刷にはCMYK・特色の印刷とは別に白の印刷（白版）が必要になります。
紙への印刷には紙が白であれば、CMYKのカラーのみで白は紙素材の白を活かすことができますが、透明素材には“白”がないため、印刷しない部分は白ではなく透明になります。
そのため、デザインとして白くしたい箇所には白印刷する必要があります。
またカラー印刷だけだとデザインが透けてステンドグラスのように仕上がるので白印刷（白押さえ）を行い、色を発色よく表現させます。
紙への印刷とは異なり、白のアイデア次第でデザインの表現の幅が広がります。
白版作成方法
白版データの作成は、デザインレイヤーとは別のレイヤーで作成をお願いします。
デザインと白版を同じレイヤーで作成するとデータが混在してトラブルの原因になります。
白版は白版のみのレイヤーで作成をお願いします。
白版データはシアン０％、マゼンタ０％、イエロー０％、スミ０％で作成しないようお願いします。
“白”なのでCMYK0%なのですが、データ上すべて０％のオブジェクトではご希望の箇所に白が無い等のトラブルの原因になります。
データ上、色は問いませんのでCMYKの内の一色で作成をお願いします。
白押さえのオフセット設定は不要です。
カラー印刷の白押さえはカラーデザインと白押さえを同じ大きさにしていた場合、見当ズレにより白が出る可能性があります。（デザインが白のみの場合は発生しません。）
白押さえは入稿データを確認し、弊社製版担当が最終調整を行いますので、入稿時点でのオフセット処理は不要です。
デザインデータと同じサイズで白版作成をお願いします。
白の使いどころがわからない…どのような表現方法になるのかサンプルを見てみたい…等、ご不明な点がございましたら何なりと弊社担当営業にお問い合わせください。
その際にはデザインデータをお送りいただくとスムーズにやり取りができます。
